上映イベント『ユーリー・ノルシュテイン監督特集』が、7月22日に東京・永山のベルブホールで開催される。
TAMA映画フォーラム実行委員会が主催する同イベント。ロシアのアニメーション作家であるユーリー・ノルシュテインによる短編6作品を上映する。ラインナップは、『25日・最初の日』『ケルジェネツの戦い』『キツネとウサギ』『アオサギとツル』『霧の中のハリネズミ』『話の話』の6作品。
当日は全作品をまとめた上映を4回実施するほか、アニメーション研究者の土居伸彰、アニメーション作家のひらのりょうによるトークイベントを実施する。チケットの予約はTAMA映画フォーラムのウェブサイトで、7月21日まで受付中だ。
ユーリー・ノルシュテインは1941年生まれ。切り絵を用いた作風で知られ、宮崎駿、高畑勲をはじめとする多くのアニメーターから敬愛されている。これまでに国内外で30以上の映画賞を受賞しており、1991年にはフランス芸術文化勲章、2004年には日本政府から旭日小綬章勲章を授与された。1981年からニコライ・ゴーゴリ原作の『外套』の制作に取り組んでいるが、未だ完成に至っていない。今年4月にはノルシュテインの創作風景を映したドキュメンタリー『ノンフィクションW ユーリー・ノルシュテインの、話の話。~アニメーションの神様 終わらない挑戦~』が放送された。
- イベント情報
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TAMA映画フォーラム特別上映会
2017年7月22日(土) 会場:東京都 永山 ベルブホール
『ユーリー・ノルシュテイン監督特集』上映作品: 『25日・最初の日』(監督:ユーリー・ノルシュテイン) 『ケルジェネツの戦い』(監督:ユーリー・ノルシュテイン) 『キツネとウサギ』(監督:ユーリー・ノルシュテイン) 『アオサギとツル』(監督:ユーリー・ノルシュテイン) 『霧の中のハリネズミ』(監督:ユーリー・ノルシュテイン) 『話の話』(監督:ユーリー・ノルシュテイン) 料金: 前売 1,000円 当日 一般1,200円 4歳~小学生600円 ※TAMA映画フォーラム支援会員、障がい者と付添者1名は当日600円
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