たかくらかずきの個展『有無ヴェルト』が、7月11日から東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。
たかくらかずきは1987年生まれのイラストレーター。ドット絵を用いた平面作品で2012年に『第7回グラフィック「1_WALL」』のファイナリストに選出されているほか、昨年に「スタジオ常世」名義でのゲーム開発を開始した。また今年4月には、アートディレクターを務める劇団・範宙遊泳に初めて書き下ろした戯曲『宇宙冒険記6D』が上演された。
『有無ヴェルト』では、ドット絵や絵文字といった表現を用いた、鑑賞者の位置によって見えるものが変化するレンチキュラー作品や、メディアアーティストのゴッドスコーピオンとコラボレーションした「占い」がモチーフのVR作品などを展示。VR作品の鑑賞者がヘッドマウントディスプレイで体験する映像は、会場にプロジェクションされ、他の鑑賞者も同時に観ることができるという。
会場ではグッズ販売が行なわれるほか、期間中にはトークイベントも実施。詳細はガーディアン・ガーデンのウェブサイトをチェックしよう。なお同展はガーディアン・ガーデンが主催する公募展入選者のその後の活動を紹介する展覧会シリーズ『The Second Stage at GG』の第45弾となる。
- イベント情報
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The Second Stage at GG #45
2017年7月11日(火)~8月4日(金) 会場:東京都 銀座 ガーディアン・ガーデン 時間:11:00~19:00 休廊日:日曜、祝日 料金:無料
たかくらかずき展
『有無ヴェルト』