ミヤギフトシの個展『How Many Nights』 5人の女性の物語紡ぐ新作映像

ミヤギフトシの個展『How Many Nights』が、7月7日から東京・銀座のギャラリー小柳で開催される。

1981年に沖縄で生まれ、現在は東京に在住するアーティストのミヤギフトシ。アーティストランスペースXYZ collectiveの共同ディレクターも務める。ミヤギは留学先のアメリカ・ニューヨークで美術関連書籍の専門店に勤務しながら制作活動をスタートし、自身の記憶や体験に向き合いながら、国籍や人種、アイデンティティーを主題に映像、オブジェ、写真、テキストなど多様な形態で作品を制作している。4月には初の小説『アメリカの風景』を『文藝 2017年夏号』に発表した。

同展では、ミヤギが2012年から継続しているプロジェクト『American Boyfriend』の新作を紹介。20世紀初頭から第二次世界大戦後を生きた5人の女性の物語を描いた約40分の映像作品『How Many Nights』を中心に、同作の登場人物に関連する写真5点、物語を象徴するオブジェのインスタレーションなどを展示する。会場では、ミヤギの小説第2作『暗闇を見る』が掲載される『文藝 2017年秋号』や、アーティストブック『new message』などの販売が行なわれる。

会期中にはミヤギとゲストによるトークイベントや、関連書籍の購入者へのブックサイニングを実施。詳細はギャラリー小柳のオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

ミヤギフトシ
『How Many Nights』

2017年7月7日(金)~8月30日(水) 会場:東京都 銀座 ギャラリー小柳 時間:11:00~19:00 休廊日:日、月曜、祝日、8月11日~8月16日 料金:無料

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