展覧会『渋谷自在―無限、あるいは自己の領域』が、7月29日から東京・トーキョーワンダーサイト渋谷で開催される。
同展では自らの身体を起点に、表現領域を美術の枠から拡張しているアーティストによる作品を展示。出展作家には、音や自然が持つ特性を表現し、自然と人工的な世界の関係を考察する大野茉莉、楽器、木材、金属などを用いて様々な音を作り出す西原尚、上海に生まれて9歳で青森に移住した経歴を持ち、アイデンティティーをテーマにパフォーマンス的な要素を持つ映像作品などを制作している潘逸舟の3人が並ぶ。会期初日の7月29日には出展作家3人によるオープニングトークが実施される。
なお会場のトーキョーワンダーサイト渋谷は同展の開催をもって営業を終了。10月に東京都現代美術館が運営する新施設として再整備される。最終日の9月17日には『TWS渋谷 クロージング・イベント』が行なわれる。
- イベント情報
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『渋谷自在―無限、あるいは自己の領域』
2017年7月29日(土)~9月17日(日) 会場:東京都 トーキョーワンダーサイト渋谷時間:11:00~19:00(入場は閉場の30分前まで) 出展作家: 大野茉莉 西原尚 潘逸舟 休館日:月曜 料金:無料
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