菊地成孔の著書『菊地成孔の欧米休憩タイム』が8月10日に刊行される。
同書は、普段は「日本映画は年間10本未満、アジア、中東、ロシア等々も5本未満しか観ない」と語る菊地成孔が、リアルサウンド映画部で連載中のアジア圏の映画を対象としたレビュー「菊地成孔の欧米休憩タイム~アルファヴェットを使わない国々の映画批評~」から記事を選出し、新たに加筆修正したもの。『シン・ゴジラ』と『君の名は。』をあわせて論じた書き下ろしの批評や、連載の特別編として公開された『ラ・ラ・ランド』評に大幅加筆した原稿をはじめ、単行本初収録のコラムなども多数掲載される。
取り上げられる作品には、『セーラー服と機関銃 -卒業-』『アイアムアヒーロー』『黒衣の刺客』『木屋町DARUMA』『お嬢さん』『溺れるナイフ』などがラインナップ。カバーアートには、自身も菊地成孔のファンだという台湾の写真家Manbo Keyの写真を起用している。
なお8月10日には菊地成孔と、7月に『シネマの大義 廣瀬純映画論集』を刊行した廣瀬純によるトークイベントが東京・青山ブックセンター本店で開催される。
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