映画『鈴木家の嘘(仮)』が2018年に公開される。
同作は、「作家主義」「俳優発掘」をテーマに据え、これまでに沖田修一監督『滝を見にいく』、橋口亮輔監督『恋人たち』、坂下雄一郎監督『東京ウィンドオーケストラ』などを生み出してきた松竹ブロードキャスティングによる第6弾プロジェクトとして制作。引きこもりの長男の突然の死に直面した鈴木家の混乱と再生を笑いと涙で綴る。
鈴木家の家長である父役に岸部一徳、母役に原日出子、長男役に加瀬亮、叔母役に岸本加世子がキャスティング。監督、脚本は、同作が初監督作となる野尻克己が務める。
岸部一徳は「初監督、自分の思ったとおりの映画を撮ってください。楽しみにしています」、原日出子は「夫婦にも親子にも何かしら嘘はあるもの。それが愛情に溢れた優しい嘘なら時に真実よりも美しいと思えます」とそれぞれコメント。野尻克己監督は「『家族』とは何か、知りたくてこの脚本を書いた。私は目撃したい。そこに見える本当の家族の風景を」と述べている。
なお同作のヒロインとなる鈴木家の長女・富美役と、鈴木家にまつわる様々な登場人物約20人を選出するオーディションを兼ねたワークショップを開催。演技の経験の有無は問わない。締切は8月31日必着。詳細はワークショップ応募サイトで確認しよう。
岸部一徳のコメント
初監督、自分の思ったとおりの映画を撮ってください。楽しみにしています。
原日出子のコメント
夫婦にも親子にも何かしら嘘はあるもの。それが愛情に溢れた優しい嘘なら時に真実よりも美しいと思えます。
野尻克己監督のコメント
『家族』とは何か、知りたくてこの脚本を書いた。私は目撃したい。そこに見える本当の家族の風景を。
- 作品情報
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『鈴木家の嘘(仮)』
2018年公開監督・脚本:野尻克己 出演: 岸部一徳 原日出子 加瀬亮 岸本加世子 ほか
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?