沼田学の写真集『築地魚河岸ブルース』が8月末に刊行される。
1972年に北海道で生まれた写真家の沼田学。バンドのローディーや、ライブフォトグラファー、肉体労働、アシスタントなどを経験した後にカメラマンとして独立し、雑誌、書籍、広告、ウェブ、映像などを中心に幅広く活動している。
東京・築地市場で働く人々のポートレイトを収録した写真集『築地魚河岸ブルース』。今年の1月に開催された沼田学の同名展覧会がもとになっており、沼田は昨年から築地市場の男たちの撮影に取り組んでいる。巻頭には戌井昭人(鉄割アルバトロスケット)によるテキストも収める。
なお同書の300部限定のA4大判写真集を刊行するための資金を募集するクラウドファンディングプロジェクトが9月6日まで実施中。目標金額は120万円となり、支援金額に応じたリターンには、大判写真集や、大判写真集へのクレジット、年末から年始に予定されている写真展の会場入口へのクレジット、写真展のレセプションへの招待などが用意されている。詳細は、MotionGalleryのプロジェクトページで確認しよう。
- 書籍情報
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『築地魚河岸ブルース』
2017年8月末発売 著者:沼田学 価格:2,160円(税込) 発行:東京キララ社