映画『去年の冬、きみと別れ』のウェブ限定映像が公開された。
中村文則の同名小説をもとにした『去年の冬、きみと別れ』は、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、事件の容疑者である天才写真家の木原坂雄大に目を付けたルポライターの耶雲恭介が、事件の真相に近づくにつれて、関係者たちの精神の歪みに飲み込まれていく様を描く作品。主人公の耶雲役を岩田剛典(EXILE、三代目J Soul Brothers)が演じるほか、婚約者・松田百合子役に山本美月、写真家の木原坂役に斎藤工がキャスティングされている。監督は瀧本智行。
公開された映像では、「その時僕は恋に落ちた」というセリフと共に笑顔を浮かべる耶雲の様子が確認できるほか、眼鏡をかけた姿や雨に打たれる様子、何かを燃やす場面など様々な表情の耶雲が早送りで映し出されている。
同作は8月17日にクランクアップを迎え、2018年3月の公開に向けて現在製作中。主演の岩田はクランクアップ時に「今回こうして体当たりで演じられたのは、自分のキャリアにとってとても大きな経験になりました。撮影中は作品の持つパワーやエナジーをずっと背負っている感じだったので、クランクアップした瞬間に解放されて重荷が取れた感覚でした」と語っている。
岩田剛典のコメント
撮影に集中できる環境を作って頂けたので、最終日まで集中を切らさずに臨むことができました。今回こうして体当たりで演じられたのは、自分のキャリアにとってとても大きな経験になりました。撮影中は作品の持つパワーやエナジーをずっと背負っている感じだったので、クランクアップした瞬間に解放されて重荷が取れた感覚でした。
- 作品情報
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『去年の冬、きみと別れ』
2018年3月から全国公開監督:瀧本智行 脚本:大石哲也 原作:中村文則『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎文庫) 音楽:上野耕路 出演: 岩田剛典(EXILE、三代目 J Soul Brothers) 山本美月 斎藤工 浅見れいな 北村一輝 配給:ワーナー・ブラザース映画
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Crossing??
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