『生命の表現力 山下清とその仲間たちの作品展』が9月2日から神奈川・川崎市市民ミュージアムで開催される。
1922年に生まれ、1934年に千葉・市川の知的障害児施設・八幡学園に入園した山下清。今年で創立89年を迎える八幡学園は「踏むな、育てよ、水そそげ」を指導理念としており、山下清は同園で貼絵に出会って制作に熱中した。
同展では、山下清をはじめ、八幡学園の仲間である石川謙二、沼祐一、野田重博の作品約100点を展示。さらに山下の放浪日記、習字、学園での写真なども公開される。
会期中には、八幡学園の理事・松岡一衛による講演会『なぜ? どうして? ── 真実を求めた山下清』、松田拓実(八幡学園造形教室)による貼絵ワークショップ『あったらいいな、こんなチョウチョ』を開催。詳細は川崎市市民ミュージアムのオフィシャルサイトで確認しよう。
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『生命の表現力 山下清とその仲間たちの作品展』
2017年9月2日(土)~10月1日(日) 会場:神奈川県 川崎市市民ミュージアム 時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(9月18日は開館)、9月19日 料金:一般700円 学生・65歳以上500円 ※中学生以下は無料、障害者手帳をお持ちの方およびその介護者は無料