展覧会『片岡球子―面構』が、9月30日から神奈川・平塚市美術館で開催される。
1905年に生まれた日本画家・片岡球子。横浜市大岡尋常小学校、女子美術大学、愛知県立芸術大学などで教鞭を執りながら制作を行ない、100歳を越えてからも画業を継続した。1989年に文化勲章を受章。2008年に103歳で没した。
『片岡球子―面構』では、1966年から生涯にわたって描かれたシリーズ『面構』を中心に展示。同シリーズは戦国武将、禅僧、浮世絵師など歴史上の人物を、現存する肖像画や当時の風俗などを参照しつつ描いたものとなる。題材には足利尊氏、豊臣秀吉、黒田官兵衛、雪舟、葛飾北斎、東洲斎写楽、歌川国貞、鶴屋南北らが並ぶ。
期間中の11月4日には日本画家の山本直彰による講演会『芸術家のことば、そして先生のことば』を実施。また担当学芸員によるギャラリートークや、「親子観賞サポートタイム」も行なわれる。詳細は平塚市美術館のウェブサイトをチェックしよう。
- イベント情報
-
『片岡球子―面構』
2017年9月30日(土)~11月26日(日) 会場:神奈川県 平塚市美術館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで) 休館日:月曜(10月9日は開館)、10月10日 料金:一般800円 高校・大学生500円 ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名、65歳以上の平塚市民は無料 ※土曜は高校生無料
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?