『早稲田文学増刊 女性号』が本日9月21日に刊行された。
文芸誌『早稲田文学』の特別増刊号となる同書。「女性」と「書く」ことの関係性をテーマに据え、計82人が参加した556ページの内容になっている。川上未映子が責任編集を務め、企画、人選、依頼、校正、編集の全てを担い、制作された。
参加者に名を連ねるのは、多和田葉子、津村記久子、小山田浩子、伊藤比呂美、文月悠光、東直子、松田青子、ロクサーヌ・ゲイ、イ・ラン、堀越英美、山崎まどか、石垣りん、中島みゆき、茨木のり子、雪舟えま、最果タヒ、銀色夏生、村田沙耶香、藤野可織、今村夏子、黒田夏子、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、橋爪彩ら。「フェミニズムと女性に近づくかもしれない23冊」と題されたブックガイドや、斎藤美奈子が司会を務めた小澤英実、倉本さおり、トミヤマユキコ、豊崎由美の鼎談、桐野夏生と川上未映子の対談なども掲載されている。
ブックデザインは名久井直子、表紙イラストは魚座が担当。『早稲田文学』のオフィシャルサイトでは同書の目次と川上未映子による巻頭言の全文が公開中だ。
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