アキ・カウリスマキ監督の新作映画『希望のかなた』の予告編が公開された。
12月2日から公開される同作は、フィンランド・ヘルシンキを舞台に、妹を探すシリア難民の青年・カーリドが、レストランオーナーのヴィクストロムやその仲間たちに出会い、彼らの善意に救われる様を描いた作品。今年の『ベルリン国際映画祭』で監督賞にあたる銀熊賞を受賞した。
予告編ではフィンランドへの難民申請をするカーリドの姿や、男たちに暴行されるシーン、カーリドが声をかけてきたヴィクストロムの顔面を殴る場面、ヴィクストロムが「うちで働いてみるか?」とカーリドに話す様子などが確認できる。またレストランの従業員が日本の法被を着ているシーンも盛り込まれているほか、カウリスマキの愛犬ヴァルプも登場している。
- 作品情報
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『希望のかなた』
2017年12月2日(土)からユーロスペースほか全国で順次公開監督・脚本:アキ・カウリスマキ 出演: シェルワン・ハジ サカリ・クオスマネン 上映時間:98分 配給:ユーロスペース
Special Feature
Crossing??
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