池田学『The Pen―凝縮の宇宙―』東京展が本日開幕 新作含む約120点

『池田学展「The Pen―凝縮の宇宙―」』が、本日9月27日から東京・日本橋高島屋で開催されている。

1973年に佐賀で生まれたアーティストの池田学。1日にわずかな面積しか描き進めることができないという、ペンを用いた独自の細密技法による作品を発表している。

同展では池田が約20年にわたって制作した作品群を展示。構想に2年、制作に3年3か月を費やして昨年11月に完成した縦3メートル×横4メートルの新作『誕生』をはじめ、これまでのほぼ全作品を網羅する約120点が紹介される。

会期中の10月1日には、池田が『誕生』の滞在制作を行なったアメリカ・チェゼン美術館の前館長であるラッセル・パンチェンコによる講演『「誕生」が誕生するまで』を開催。なお同展は佐賀・佐賀県立美術館、石川・金沢21世紀美術館でも開催され、今回が最後の巡回展となる。現在、特設サイトにはクーポンも用意されている。

イベント情報

『池田学展「The Pen―凝縮の宇宙―」』

2017年9月27日(水)~10月9日(月・祝) 会場:東京都 日本橋高島屋 8階ホール 時間:10:30~19:30(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで) 料金:一般800円 大学・高校生600円 ※中学生以下は無料
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