ルーク・スコット監督による短編映像『2036:ネクサス・ドーン』の全編が公開された。
映画『ブレードランナー』の監督リドリー・スコットの息子であるルーク・スコットが手掛けた同作は、『ブレードランナー』と新作『ブレードランナー 2049』の間の「空白の30年」のエピソードを描く3本の短編映像の第2弾。先日第1作として渡辺信一郎監督による短編アニメーション『ブレードランナー ブラックアウト 2022』が公開されていた。
2036年の世界を舞台にした『2036:ネクサス・ドーン』では、『ブレードランナー 2049』でジャレッド・レトが演じているレプリカントの創造主ウォレスをフィーチャー。陰謀を目論む科学者で、レプリカントの新たな創造主となるウォレスが、レプリカント製造禁止法に反して作り出した新型レプリカント「レクサス9」について語る姿が捉えられている。
この映像では、顧客の要望に応じた寿命を持つ、反抗も逃亡もせずただ従うだけ、という新型レプリカントの特徴が明らかになっている。また映像のラストにはレプリカント禁止法の廃止のために従順さを強調し、レプリカントが自ら命を絶つシーンが映し出されている。
- 作品情報
-
『ブレードランナー 2049』
2017年10月27日(金)から全国公開監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン 出演: ライアン・ゴズリング ハリソン・フォード ロビン・ライト ジャレッド・レト アナ・デ・アルマス シルヴィア・フークス カーラ・ジュリ マッケンジー・デイヴィス バーカッド・アブディ デイヴ・バウティスタ 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?