「エクスパンデッド・シネマ」を再考する展覧会 松本俊夫らの実験映像紹介

『エクスパンデッド・シネマ再考』展が10月15日まで東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されている。

1960年代半ば頃から欧米の美術家や実験映像作家によって展開されてきた、スクリーンへの投影とは異なる方法で上映される映画「エクスパンデッド・シネマ」。同展では、エクスパンデッド・シネマの誕生から様々な実験を行なってきた日本の作品に着目し、同館の映像コレクションを中心に作品13点、関連資料約110点を紹介する。

出展作家は飯村隆彦、シュウゾウ・アヅチ・ガリバー、おおえまさのり、松本俊夫、城之内元晴、真鍋博、佐々木美智子、金坂健二、ジャド・ヤルカットの9作家。10月9日には、コロンビア大学教授のブランデン・W・ジョセフ、明治学院大学研究員の平沢剛、『ロッテルダム国際映画祭』のプログラマーを務めるジュリアン・ロスによるシンポジウム『第10回恵比寿映像祭・国際シンポジウム:インヴィジブル、インターメディア、エクスパンデッドー映像の可能性』を開催。詳細は東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

『エクスパンデッド・シネマ再考』

2017年8月15日(火)~10月15日(日) 会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館
時間:10:00~18:00(木、金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 出展作家: 飯村隆彦 シュウゾウ・アヅチ・ガリバー おおえまさのり 松本俊夫 城之内元晴 真鍋博 佐々木美智子 金坂健二 ジャド・ヤルカット 休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜) 料金:一般600円 学生500円 中高生・65歳以上400円 ※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※第3水曜は65歳以上無料
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