上映イベント『早稲田松竹クラシックスvol.131 エドワード・ヤン監督特集』が、10月7日から東京・高田馬場の早稲田松竹で開催される。
同イベントではエドワード・ヤン監督を特集。上映作品には、1980年代の台北を舞台に都会に暮らす人々の不条理や孤独を浮き彫りにした『恐怖分子 デジタル・リマスター版』、近代化の波が押し寄せる台北の街で展開するカップルの恋愛模様を綴る『台北ストーリー』、現代の家族が抱える様々な問題を描き、『カンヌ国際映画祭』監督賞を受賞した遺作『ヤンヤン 夏の想い出』の3本がラインナップしている。
エドワード・ヤンは1947年に上海で生まれ、1949年に台北へ移住。アメリカ・フロリダ大学で電気工学の修士号を取得したのち、1982年にオムニバス映画『光陰的故事』に収められた短編『指望』で監督デビューした。1983年に『海辺の一日』で長編デビューを飾り、『台北ストーリー』『恐怖分子』『牯嶺街少年殺人事件』『ヤンヤン 夏の想い出』といった作品を発表。2007年に59歳で死去した。
- イベント情報
-
『早稲田松竹クラシックスvol.131 エドワード・ヤン監督特集』
2017年10月7日(土)~10月13日(金) 会場:東京都 高田馬場 早稲田松竹上映作品: 『恐怖分子 デジタル・リマスター版』(監督:エドワード・ヤン) 『台北ストーリー』(監督:エドワード・ヤン) 『ヤンヤン 夏の想い出』(監督:エドワード・ヤン) 料金:一般1,300円 学生1,100円 シニア・小学生900円 ※『ヤンヤン 夏の想い出』は1,000円
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?