映画『ベロニカとの記憶』が2018年1月から東京・シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。
イギリスの文学作品に贈られる『ブッカー賞』に輝いたジュリアン・バーンズの小説『終わりの感覚』を原作とした同作。60歳を過ぎて引退生活を送るトニーが、40年前に別れた恋人ベロニカの母親の遺品を手にしたことをきっかけに、初恋の真実と忘れていた青春時代の記憶を紐解いていくというあらすじだ。
主人公のトニーを演じるのは、リチャード・エアー監督の『アイリス』で『アカデミー賞』助演男優賞を受賞したジム・ブロードベント。またシャーロット・ランプリングがベロニカに扮するほか、ミシェル・ドッカリー、エミリー・モーティマー、ビリー・ハウル、ジョー・アルウィンらが出演者に名を連ねている。
監督は『めぐり逢わせのお弁当』で、『第66回カンヌ国際映画祭国際』批評家週間観客賞を受賞したリテーシュ・バトラ。『ベロニカとの記憶』はバトラ監督にとって2作目の長編映画となる。
- 作品情報
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『ベロニカとの記憶』
2018年1月からシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開監督:リテーシュ・バトラ 脚本:ニック・ペイン 原作:ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』(新潮社刊) 出演: ジム・ブロードベント シャーロット・ランプリング ミシェル・ドッカリー ハリエット・ウォルター エミリー・モーティマー 上映時間:108分 配給:ロングライド
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