上映企画『ジャン=ピエール・メルヴィル特集上映』が本日11月11日から東京・角川シネマ新宿で開催されている。
1917年に生まれ、1973年に逝去したフランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル。ヌーヴェルヴァーグの「精神的な父」と呼ばれた。
特集上映はメルヴィルの生誕100周年を記念して開催。上映作品は、1946年のデビュー短編『ある道化師の24時間』、ジャン・コクトーにも高く評価された1947年の長編デビュー作『海の沈黙』、1956年の犯罪ドラマ『賭博師ボブ』、ジャン=ポール・ベルモンドらが出演した1961年の作品『モラン神父』、メルヴィルの代表作に数えられる1962年のフィルムノワール『いぬ』、ナチス占領下のレジスタンスを描いた1969年の『影の軍隊』、アラン・ドロンやジャン・マリア・ボロンテ、イヴ・モンタンらが出演した1970年の『仁義』の7本。日本の劇場で初めて公開される作品もラインナップしている。
なお展覧会『生誕100年 ジャン=ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美』が12月10日まで東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催されている。
- イベント情報
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『ジャン=ピエール・メルヴィル特集上映』
2017年11月11日(土)~11月17日(金) 会場:東京都 角川シネマ新宿上映作品: 『ある道化師の24時間』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 『海の沈黙』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 『賭博師ボブ』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 『モラン神父』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 『いぬ』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 『影の軍隊』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 『仁義』(監督:ジャン=ピエール・メルヴィル) 配給:コピアポア・フィルム
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