特集記事「これからの美術がわかるキーワード100」が、11月17日刊行の『美術手帖12月号』に掲載されている。
2010年代のアートの動向や新しい概念を、100のキーワードで解説する同特集。100のキーワードを欧米と日本およびアジアの美術動向、美学、テクノロジー、キュレーション、保存修復、アートマーケットなど11のカテゴリーに分けて、各分野の研究者たちが具体的な作品ビジュアルを交えて解説する。選出されたキーワードには、「グローバル・アートヒストリー」「表現規制」「バイオ・アート」「人工知能」「アート・アーカイヴ」「ソーシャリー・エンゲイジド・アート」などが並ぶ。
また直近10年間の世界の美術動向を辿った年表に加え、黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)、椹木野衣による2020年代の美術の展望を綴ったエッセイも掲載。そのほかに「コンテンポラリー・アートとは何か」と題した大森俊克、沢山遼、新藤淳、星野太の4人による対談や、佐々木敦による「2010年代の身体表現とアートの関係」、石岡良治による「『My Lonsome Cowboy』の前で」といったコラムなどが掲載されている。
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