劇団☆新感線の舞台『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』が、2018年3月17日から東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で上演される。
IHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演として代表作『髑髏城の七人』を、異なるキャストによって「花鳥風月」の4シーズンに分けて連続上演している劇団☆新感線。シリーズ最後の作品となる『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』では物語を一新し、織田信長に愛された雑賀衆の狙撃手で、現在は遊女の極楽太夫と、天魔王の愛憎劇を描く。これまでの主人公・捨之介や蘭兵衛が登場しない、「もう1つの『髑髏城の七人』」になるという。
天魔王の暗殺を依頼される主人公・極楽太夫役を演じるのは天海祐希。信長と瓜二つの顔した天魔王役を古田新太が演じる。共演者には劇団☆新感線初参加となる福士誠治、竜星涼をはじめ、清水くるみ、三宅弘城、山本亨、梶原善が名を連ねる。チケットは1月21日10:00から販売開始。
主演を務める天海祐希は、「『生誕半世紀公演(50周年記念祭)』をやらなきゃいけないねと何年か前に言われて『やったー!』と無邪気に喜んでいたら、こんな大変なことになりました(笑)。でも、この360°客席が回転する劇場で同じ作品を5パターン、6チームで上演するという大規模な企画に参加させていただけるのは、大変ありがたいことです。その同じ舞台に古田新太さんがいてくださるのはものすごく安心感があります」とコメント。
共演の古田新太は「正直なところ、<天魔王>も『髑髏城の七人』ももういいよ、と思ってたんですが(笑)、天海さんが『古田センパイが出ていないとヤダ』と言うので 出ることにしました(笑)。歴代の天魔王の中では一番年寄りになりますが、これまでとは違うお話なので全くの別物として考えています」と明かしている。
また演出のいのうえひでのりは同公演について「『髑髏城』の世界観の中で、それなりの年齢を感じさせる大人の男女の話にするつもりなので、まさに今の劇団☆新感線が作る、今の『髑髏城の七人』になるんじゃないかと思います」とコメントしている。
天海祐希のコメント
「生誕半世紀公演(50周年記念祭)」をやらなきゃいけないねと何年か前に言われて「やったー!」と無邪気に喜んでいたら、こんな大変なことになりました(笑)。でも、この360°客席が回転する劇場で同じ作品を5パターン、6チームで上演するという大規模な企画に参加させていただけるのは、大変ありがたいことです。その同じ舞台に古田新太さんがいてくださるのはものすごく安心感があります。“Season花”から始まった企画の最後が、この“Season極”。いいシメ方ができるようにがんばりたいです。
古田新太のコメント
正直なところ、<天魔王>も『髑髏城の七人』ももういいよ、と思ってたんですが(笑)、天海さんが「古田センパイが出ていないとヤダ」と言うので 出ることにしました(笑)。歴代の天魔王の中では一番年寄りになりますが、これまでとは違うお話なので全くの別物として考えています。『髑髏城の七人』もこれでついに最終回です。ちょっとだけ 変えたマイナーチェンジではなく、あの世界観の中のもうひとつの物語になるはず。乞うご期待!
中島かずきのコメント
今回のメインタイトルは『修羅天魔』。修羅の道を行く<極楽太夫>と<天魔王>との愛憎劇となります。これはあくまでもスピンオフでもアレンジでもなく、“完全新作”の、もうひとつの『髑髏城の七人』の物語です。“織田信長に愛されたスナイパー”で今は渡り遊女として知られる極楽太夫を演じる天海祐希さんと、天魔王を演じる古田新太とががっつり芝居できるシチュエーションを考えました。まったく新しい『髑髏城』を、最後にお楽しみください。
いのうえひでのりのコメント
織田信長にまつわる奇(くす)しき縁(えにし)に 結ばれた男と女の運命の話で、これまで以上に信長がキーワードになることは間違いありません。『髑髏城の七人』をご存知の方には、<捨之介>も<蘭兵衛>も今回は出ないということで、まったく違う物語になるということが伝わるかと思います。『髑髏城』の世界観の中で、それなりの年齢を感じさせる大人の男女の話にするつもりなので、まさに今の劇団☆新感線が作る、今の『髑髏城の七人』になるんじゃないかと思います。
- イベント情報
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『ONWARD presents 劇団☆新感線「修羅天魔~髑髏城の七人 Season極」Produced by TBS』
2018年3月17日(土)~5月31日(木)全76公演 会場:東京都 豊洲 IHIステージアラウンド東京作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 出演: 天海祐希 福士誠治 竜星涼 清水くるみ 三宅弘城 山本亨 梶原善 古田新太 ほか 料金:S席13,000円 サイド席12,500円
Special Feature
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?