長塚圭史&阿佐ヶ谷スパイダースによる初のワークショップが2月開催

長塚圭史と阿佐ヶ谷スパイダースによるワークショップ『小説・詩と走る朝の960分』『戯曲と歩く午後の960分』が、2月2日から東京・銀座九劇アカデミアで開催される。

18歳以上の「プロまたはプロを志す俳優」を対象にした同ワークショップ。午前の部『小説・詩と走る朝の960分』と、午後の部『戯曲と歩く午後の960分』が開講し、ぞれぞれ全4回で構成される。

『小説・詩と走る朝の960分』は、長塚圭史と伊達暁(阿佐ヶ谷スパイダース)と共に小説や詩を演劇的思考で読み解き、劇世界に落とし込む過程を探るワークショップ。参加者には毎週課題が与えられ、グループで作品を発表する機会も設けられる予定だ。

『戯曲と歩く午後の960分』は、既存の戯曲をテキストとし、分析やディスカッションを経て多様なアプローチで実際に場面を立ち上げ、表現の可能性を探るという内容。長塚と長塚の演出助手を務める山田美紀が講師を務める。

阿佐ヶ谷スパイダースは1996年に演劇プロデュースユニットとして結成され、今年5月に新たなキャストとスタッフを迎えて劇団化した。長塚圭史はワークショップの開催について「阿佐ヶ谷スパイダースが今年から劇団となりまして、新たな歩みを始めたわけですが、今回お話を頂きまして、これまでやったことのなかったワークショップも、やってみようじゃないかということで、このたび初めて開催致します」とコメントしている。

ワークショップの募集要項や申込方法の詳細は銀座九劇アカデミアのオフィシャルサイトでチェックしよう。

長塚圭史のコメント

阿佐ヶ谷スパイダースが今年から劇団となりまして、新たな歩みを始めたわけですが、今回お話を頂きまして、これまでやったことのなかったワークショップも、やってみようじゃないかということで、このたび初めて開催致します。現在の阿佐ヶ谷スパイダースは非常に多様な集団になったということもあり、2つのクラスを設けます。午前の部は旗揚げから共に歩んできました俳優・伊達暁と共に、詩や小説から演劇を立ち上げる発想を刺激し合うクラスです。午後の部では多くの作品で私の演出助手を務めてきました演出助手の山田美紀と共に、戯曲を読み解きながら、場面を立ち上げて行くというクラスをやります。かなり違うスタイルになると思いますので、簡単ではありますが概要などを参照していただき、ご興味のあるクラスがありましたら、是非共に楽しみましょう。そうです。まずは楽しむということが第一ですからね。

イベント情報

長塚圭史・阿佐ヶ谷スパイダース ワークショップin銀座九劇アカデミア
『小説・詩と走る朝の960分』『戯曲と歩く午後の960分』

2018年2月2日(金)~2月23日(金) 会場:東京都 銀座九劇アカデミア 料金:32,400円
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