『第158回芥川龍之介賞』および『第158回直木三十五賞』の候補作品が発表された。
『芥川賞』候補に選ばれたのは、石井遊佳『百年泥』、木村紅美『雪子さんの足音』、前田司郎『愛が挟み撃ち』、宮内悠介『ディレイ・エフェクト』、若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』の5作品。石井遊佳と若竹千佐子は今年デビューした作家で、『芥川賞』候補に選出されるのは初めて。
『直木賞』の候補は、彩瀬まる『くちなし』、伊吹有喜『彼方の友へ』、門井慶喜『銀河鉄道の父』、澤田瞳子『火定』、藤崎彩織『ふたご』の5作品。藤崎彩織はSaori名義でSEKAI NO OWARIのメンバーとしても活動。候補作『ふたご』は10月に発表された初小説となる。
選考会は1月16日17:00から東京・築地の新喜楽で開催される。
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『第158回芥川龍之介賞』候補作品
石井遊佳『百年泥』(『新潮』11月号) 木村紅美『雪子さんの足音』(『群像』9月号) 前田司郎『愛が挟み撃ち』(『文學界』12月号) 宮内悠介『ディレイ・エフェクト』(『たべるのがおそい』vol.4) 若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』(『文藝』冬号)- 詳細情報
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『第158回直木三十五賞』候補作品
彩瀬まる『くちなし』(文藝春秋) 伊吹有喜『彼方の友へ』(実業之日本社) 門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社) 澤田瞳子『火定』(PHP研究所) 藤崎彩織『ふたご』(文藝春秋)
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