アップリンクによるクラウドファンディング「PLAN GO」がスタート。新プランを募集している。
映画配給に加えて、ギャラリーやカフェを併設した映画館・アップリンク渋谷や、VODサービス「UPLINK Cloud」を運営している有限会社アップリンク。2018年冬には新施設アップリンク吉祥寺パルコをオープンさせる予定だ。
PLAN GOでは「クリエイティブ」「ソーシャル」「プロダクツ」の3ジャンルでプランを募集。「クリエイティブ」では映画製作や配給支援などのプラン、「ソーシャル」では映画館作り、上映会などの場づくりを支援するプラン、「プロダクツ」では映画のキャラクターTシャツやグッズを作るプランを募る。
起案方式は購入型、All or nothing方式、支援募集期間は最大60日間。
実施するプランはアップリンクのオンラインマガジン「webDICE」と共にセレクト。起案者やプランをwebDICEで紹介するほか、支援募集のアドバイスを実施するなど、資金集めを全面的にバックアップするとしている。第1弾プランは1月31日までメールで募集。支援募集およびサイトの公開は2月下旬を予定している。第1弾プランにはwebDICEのバナー枠を提供する予定だ。
浅井隆(アップリンク代表)のコメント
アップリンクが新しくクラウドファンディングのプラットフォームを立ち上げます。
その名前は『PLAN GO』です。企画(プラン)を進める(ゴー)という意味を込めました。
PLAN GOは、多くのプランを集めることだけを目的とするプラットフォームではなく、セレクト型のクラウドファンディングです。応募のあったプランをPLAN GOスタッフがwebDICE(アップリンクのオンライン・カルチャー・マガジン)編集部と一緒にセレクトし、PLAN GOのページとは別にwebDICEで起案者とプランについての記事を掲載します。
PLAN GOを立ち上げるまで、アップリンクが起案者となり、実際に国内外のクラウドファンディングを利用して、映画やブルーレイの製作費を募ってきました。その時の経験から、プランを広くプロモーションする事がいかに重要で、クラウドファンディングを成功に導くカギであることを実感しました。
そこで、PLAN GOでは、セレクトしたプランをwebDICEへの記事掲載に限らず、アップリンクが持つ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ラインなどのSNSをフルに活用しPLAN GOでセレクトしたプランを拡散していきます。
また、アップリンクは映画館、カフェレストラン、ギャラリー、マーケットとリアルな場を持っています。例えば制作途中の映画を試写会でアピールしたり、カフェ、ギャラリー、マーケットをクラウドファンディングのプレゼンテーションや支援者のつどいの場として利用することもできます。さらにプランが達成した後も、それらの場と連携して発表や販売の場として利用することもできます。
募集するプランは大きく分けて「クリエイティブ」「ソーシャル」「プロダクツ」の3つのジャンルです。例えば映画であれば、映画製作や配給支援などの「クリエイティブ」なプラン。映画館作り、上映会など場づくりを支援する「ソーシャル」なプラン。そして、映画のキャラクターTシャツやグッズを作る「プロダクツ」といったプランを想定しています。もちろん、こちらの想定するジャンルに捉われないプランも歓迎します。
起案者は、あなたのユニークなプランをクラウドの力を使い共感し応援する支援者をみつけてください。また、支援を希望する方は、このPLAN GOから共感できるプランをみつけて応援して欲しく思います。