Taiko Super Kicksの新アルバム『Fragment』2月発売 期間限定で全曲試聴も

Taiko Super Kicksのニューアルバム『Fragment』が2月7日にリリースされる。

6月を最後にライブ活動を休止し、充電期間を経て11月に初のワンマンライブ『KICKS』を開催したTaiko Super Kicks。約2年ぶりのフルアルバムとなる『Fragment』には、全10曲を収録する。YouTubeではライブやレコーディングの模様を収めたアルバムのトレイラーが公開。また本日12月28日にリニューアルしたオフィシャルサイトでは、1月1日から1月7日までの期間限定でアルバム全曲を試聴することができる。

さらにTaiko Super Kicksは、1月20日に東京・渋谷のWWWで自主企画ライブ『Taiko Super Kicks presents“オープニング・ナイト”』を開催。ゲストとしてyumbo、mei eharaが出演する。前売特典は未発表音源を収録したCD『Radio Kicks CD』となる。チケットは現在販売中。

伊藤暁里(Taiko Super Kicks)のコメント

いつかの月刊タイコスーパーキックスで、のぞみんが、歩く演技、と書いていた。これはすごくいいと思った。誰にでも、演じたい自分や、演じるべき自分がある。それは、たぶん、僕たちの社会的な意味のようなものだ。

意味は、生きていくうえでの要請になったり、指針になったりする。そうでありながら、意味は不確実で、どこか遠いところにある。追い求めているのによく見えない、そういうものだ。意味は、一方で、僕たちを縛るものでもある。それは間違いなく存在していて、逃れることができない。僕たちはいつでも、意味を捉えようとしているし、意味に捉われてもいる。だから生きていくことは、結構難しい。悩ましい。

しばらく悩んで、考えたことは、意味から逃れられないからこそ意味と関係のないものを大事にする、ということだ。それは、無意味なことや、断片的なこと。普段行かない場所へ行くことや、知らない人と喋ること、何もしないでいること、一貫性を持たないこと。あらゆる断片的なことが、意味から遠い場所へ私たちを引き伸ばしてくれる気がする。本当は、そういう場所にこそ、重要なものがあるのかも知れない。

こう書いてみて、こんなの本当は、当たり前の何でもないことなんだろう、と思う。でも、生きていくうえでは、何でもないことが、全然何でもなくない時がある。だから色々なことがおきるし、色々な人が色々なことをやっているんだと思う。僕はバンドをやっている。Taiko Super Kicksというバンドを。Taiko Super Kicksの新しいアルバム『Fragment』では、こんな当たり前のことに、自分が気付いていく様子が描かれている。

フラグメント、断片的なこと。今の生きていく態度を表明する言葉。

リリース情報

Taiko Super Kicks
『Fragment』(CD)

2018年2月7日(水)発売 価格:2,484円(税込) TSK-001

Amazonで購入する

イベント情報

『Taiko Super Kicks presents“オープニング・ナイト”』

2018年1月20日(土) 会場:東京都 渋谷 WWW
出演: Taiko Super Kicks yumbo mei ehara 料金:前売3,000円 当日3,500円(共にドリンク別)

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