ブリューゲル一族150年の画業辿る大規模展に約100点 ほぼ全てが日本初公開

『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』が、1月23日から東京・上野の東京都美術館で開催される。

16、17世紀のヨーロッパにおいて影響力を持った画家一族のひとつであるブリューゲル一族。聖書の世界や農民の生活、風景などを描いて人気を博したピーテル・ブリューゲル1世をはじめとし、彼の作品の忠実な模倣作を手掛けた長男のピーテル2世、植物や静物を積極的に描き「花のブリューゲル」とも呼ばれた次男のヤン1世など、150年にわたり画家を輩出し続けた。

『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』は、これまでにイタリアやフランス、ドイツ、イスラエルなどを巡回してきた展覧会。ブリューゲル一族の4世代の画家たちと、同世代のフランドルの画家たちが生み出した宗教画、風景画、寓意画、静物画など、個人所蔵の作品を中心に約100点が展示される。出展作のほぼ全てが日本初公開となる。

展覧会のオフィシャルサポーターを務めるのは、渡辺徹と榊原郁恵の長男で、俳優の渡辺裕太。画家や絵画の中の登場人物に扮し「七色の声」で会場を案内する音声ガイドナレーターを、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの渚カヲル役などで知られる声優・石田彰が務める。

同展は東京での開催後、愛知、北海道、広島、福島にも巡回予定。詳細は展覧会の特設サイトをチェックしよう。

イベント情報

『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』

東京会場 2018年1月23日(火)~4月1日(日) 会場:東京都 上野 東京都美術館 時間:9:30~17:30(金曜は20:00まで、入室は閉室の30分前まで) 休室日:月曜(2月12日は開室)、2月13日 料金:一般1,600円 大学生・専門学生1,300円 高校生800円 65歳以上1,000円 ※中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料 ※2月21日、3月21日は65歳以上入場無料 愛知会場 2018年4月24日(火)~7月16日(月・祝) 会場:愛知県 豊田市美術館 北海道会場 2018年7月28日(土)~9月24日(月・振休) 会場:北海道 札幌芸術の森美術館
  • HOME
  • Art,Design
  • ブリューゲル一族150年の画業辿る大規模展に約100点 ほぼ全てが日本初公開

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて