閉ざされた空間での生き様を描くミクニヤナイハラプロジェクト『曖昧な犬』

ミクニヤナイハラプロジェクトの舞台『曖昧な犬』が、3月22日から東京・吉祥寺シアターで上演される。

ミクニヤナイハラプロジェクトは、Nibroll主宰の矢内原美邦が言葉と身体の関係性に特化し、演劇作品を制作することを目的に設立したソロプロジェクト。演劇的なアプローチからダンスや台詞、歌、映像など舞台を構成する要素を交錯させるべく取り組んでいる。

『曖昧な犬』は、光のない小さな部屋に閉じ込められた3人が登場し、記録することで薄れていく記憶や、境界線が曖昧になっていく社会、自分がいる世界から脱することのできない閉塞感、さらに小さな島国である日本に住む人々の生き様を描く作品。昨年3月に大阪で初演されており、今回は新キャストを迎えての上演となる。

公演期間中には関連企画として、ミクニヤナイハラプロジェクトのチラシデザインを務めているデザイナー・石田直久の展示が東京・吉祥寺のギャラリーイロと「一日」で開催。公演に関連するテキストや写真家・中島古英が撮影した写真などを展示する。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

ミクニヤナイハラプロジェクト
『曖昧な犬』

2018年3月22日(木)~3月25日(日)全5公演 会場:東京都 吉祥寺シアター
作・演出:矢内原美邦 出演: 石松太一 菊沢将憲 細谷貴宏 料金:前売3,500円 当日3,800円 学生2,800円

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