デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』予告 謎の生物と孤独な女性の愛

ギレルモ・デル・トロ監督の新作映画『シェイプ・オブ・ウォーター』の予告編が公開された。

冷戦時代を舞台に、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザと、研究所に運び込まれた不思議な生き物との愛を描いた同作。「彼」の姿に心を奪われたイライザが周囲の目を盗んで会いに行くようになるが、2人の心が通い始めた時、「彼」が間もなく実験の犠牲になることを知るというあらすじだ。子供の頃のトラウマで声が出せない孤独な女性・イライザ役をサリー・ホーキンスが演じている。

予告編ではイライザがオクタヴィア・スペンサー演じる同僚と共に研究所での仕事をこなす様子や、イライザの目の前で「彼」が2本脚で立ち上がる様子、「我々は神そのものをイメージした」「この生物は知的で話す能力があり、感情を理解します」というセリフ、イライザがジェスチャーで「彼」と交流するシーン、「彼」が政府の調査官に痛めつけられている場面などが確認できる。

なお同作は先日発表された『第75回ゴールデン・グローブ賞』で監督賞と作曲賞を受賞。『第74回ヴェネチア国際映画祭』では最高賞にあたる金獅子賞に輝いた。

作品情報

『シェイプ・オブ・ウォーター』

2018年3月1日(木)から全国公開
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ 出演: サリー・ホーキンス マイケル・シャノン リチャード・ジェンキンス ダグ・ジョーンズ マイケル・スタールバーグ オクタヴィア・スペンサー 配給:20世紀フォックス映画
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