シリア内戦をスマホ武器に戦う、記録映画『ラッカは静かに虐殺されている』

映画『ラッカは静かに虐殺されている』が、4月14日から東京・アップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

同作はシリア内戦中の2014年にイスラム国が制圧した街ラッカで、海外メディアも報じることができない惨状を国際社会に伝えるために結成された匿名の市民ジャーナリスト集団「RBSS」の活動を描いたドキュメンタリー。RBSSがスマホを片手に「街の真実」を次々とSNSに投稿し、ショッキングな映像に世界中が騒然となるも、その影響力に脅威を感じたイスラム国がすぐにメンバーの暗殺計画に乗り出すという内容だ。原題は『CITY OF GHOSTS』。

監督は前作『カルテル・ランド』が『第88回アカデミー賞』長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたことでも知られるマシュー・ハイネマンア。製作総指揮をドキュメンタリー映画『闇へ』の監督アレックス・ギブニーが務める。

なお『ラッカは静かに虐殺されている』は、『シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017』の審査員大賞を受賞している。

作品情報

『ラッカは静かに虐殺されている』

2018年4月14日(土)からアップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほか全国で順次公開 監督・製作・撮影・編集:マシュー・ハイネマン 上映時間:92分 配給:アップリンク
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