白水社が主催する『第62回岸田國士戯曲賞』の最終候補作品が発表された。
若手劇作家の育成を目的に設立され、新人劇作家の登竜門とされることから「演劇界の芥川賞」とも称される『岸田國士戯曲賞』。現在の選考委員は岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、宮沢章夫が務めている。
今回の最終候補作品に選出されたのは、糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)『瞬間光年』、神里雄大(岡崎藝術座)『バルパライソの長い坂をくだる話』、サリngROCK(突劇金魚)『少年はニワトリと夢を見る』、西尾佳織(鳥公園)『ヨブ呼んでるよ』、福原充則(ピチチ5、ベッド&メイキングス)『あたらしいエクスプロージョン』、松村翔子(モメラス)『こしらえる』、山田由梨(贅沢貧乏)『フィクション・シティー』、山本卓卓(範宙遊泳)『その夜と友達』の8作品。
選考会は2月16日に東京・神保町の學士會館で行なわれる。
- 詳細情報
-
『第61回岸田國士戯曲賞』最終候補作品
糸井幸之介『瞬間光年』(上演台本) 神里雄大『バルパライソの長い坂をくだる話』(上演台本) サリngROCK『少年はニワトリと夢を見る』(上演台本) 西尾佳織『ヨブ呼んでるよ』(『紙背』創刊号初出) 福原充則『あたらしいエクスプロージョン』(上演台本) 松村翔子『こしらえる』(上演台本) 山田由梨『フィクション・シティー』(上演台本) 山本卓卓『その夜と友達』(上演台本)
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?