映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の公開日が6月8日に決定。あわせてティザービジュアルと特報映像が公開された。
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、2011年に「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という文から始まる質問をもとにした作品。李闘士男が監督を務める映画版では、不思議な行動を繰り返す妻・ちえ役を榮倉奈々、冷静なちえの夫・じゅん役を安田顕が演じる。
今回公開された特報映像では、結婚式やデートなど、ちえとじゅんの仲睦まじい様子や、血のりを口から流して横たわるちえが起き上がり、絶叫するじゅんに「驚きました?」と尋ねる場面、兵士や落ち武者に扮して死んだふりをするちえの姿が確認できる。ティザービジュアルには「何で!?」という文字と共に、ちえがうつ伏せ姿でワニに頭をくわえられているシーンが使用された。
死んだふりのシーンの感想について榮倉は「早く終わらないかなと思うほど本当に大変でした(笑)ワニは特にシュールでした」とコメント。榮倉について安田顕は「榮倉さん面白かったですね」「作品に対するプロ意識に改めて尊敬致しました」と称賛。李闘士男監督も「榮倉さんは天才!理由も語らず死んだふりをし続ける、ぶっとんだキャラの妻を誰がみても愛らしく可愛いキャラクターにしてくれた」と太鼓判を押した。
榮倉奈々のコメント
死んだふりのシーンは、早く終わらないかなと思うほど本当に大変でした(笑)ワニは特にシュールでした。
安田さんとの共演は久しぶりだったのですが、今回は夫婦役ということで少し照れくさかったです。(演じた)ちえは、表現方法は少し変わっていますが、(安田さん演じる)じゅんさんのことが大好きで、大切なものが何か分かっている芯のある人だと思います。
この作品は凄く繊細で愛のある、優しい映画だと思います。結婚したい人も、したくない人も、した人も、結婚について考えている全ての人にぜひ観ていただきたいです。安田顕のコメント
この撮影で一番印象に残っているのは、やはり榮倉さんの死んだふりですね。メイクさんも衣装さんもご苦労されて、皆さんでつくりあげたものです。
榮倉さん面白かったですね。(撮影の前半戦は死んだふりのシーンが続いたのですが)榮倉さんの作品に対するプロ意識に改めて尊敬致しました。
特に印象に残っているのは、やっぱり榮倉さんがワニに食べられているシーンです。榮倉さんとは朝ドラでご一緒していまして、今回夫婦という役柄で共演できたことがとても嬉しかったです。
- 作品情報
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『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
2018年6月8日(金)から全国公開監督:李闘士男 脚本:坪田文 原作:K.Kajunsky作、ichida漫画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(PHP研究所) 出演: 榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花 配給:KADOKAWA
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Crossing??
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