鬼才ソクーロフを再発見、昭和天皇らモチーフ「権力の4部作」含む14作上映

特集上映『ソクーロフを発見する「権力の4部作」+傑作選』が、3月17日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。

1951年に旧ソビエト連邦で生まれた映画監督のアレクサンドル・ソクーロフ。絵画を描くように構成される映像で知られ、ソ連時代から現在に至るまで作品を発表し続けている。

同特集ではアレクサンドル・ソクーロフの代表作全14作品を上映。ウラジーミル・レーニン、アドルフ・ヒトラー、昭和天皇、ファウストをそれぞれモチーフに制作された『牡牛座 レーニンの肖像』『モレク神』『太陽』『ファウスト』からなる「権力の4部作」をはじめ、一人称カメラでエルミタージュ博物館を舞台に描かれる『エルミタージュ幻想』などがラインナップしている。「権力の4部作」が一挙に上映される機会は日本で初めてとなる。上映スケジュールなどの詳細は同イベントの特設ページで確認しよう。

イベント情報

『ソクーロフを発見する「権力の4部作」+傑作選』

2018年3月17日(土)~4月13日(金) 会場:東京都 渋谷 シアター・イメージフォーラム
上映作品: 『モレク神』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『牡牛座 レーニンの肖像』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『太陽』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『ファウスト』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『孤独な声』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『日陽はしづかに発酵し…』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『セカンド・サークル』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『ストーン クリミアの亡霊』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『静かなる一頁』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『痛ましき無関心』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『精神の声』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『エルミタージュ幻想』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『チェチェンへ アレクサンドラの旅』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 『フランコフォニア ルーヴルの記憶』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ) 料金:一般1,500円 学生・シニア1,200円 会員1,100円 3回券3,600円
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