カネコアヤノの7インチシングル『Home Alone』が3月28日にリリースされる。
雷音レコードからリリースされる同作は今春発売予定の新作アルバムからの先行シングル。表題曲である新曲“Home Alone”に加え、B面にはLP『群れたち』に「弾き語りver.」として収録されている“春”の「アコースティック・バンドver.」を収録する。このバージョンはアルバム未収録。雷音レコードの主宰・本秀康は同作について「大森靖子~前野健太~never young beachに連なる雷音レコードの王道です」と語っている。
ジャケットには本秀康が描き下ろしたカネコアヤノのイラストを使用。4ページの歌詞ブックレットも封入される。
発売日である3月28日には、HMV record shop 新宿ALTAでインストアライブを行なう。また6月からは東名阪でワンマンライブが実施される。同ツアーでは写真家・木村和平による撮り下ろし写真を使ったオリジナルデザインのチケットを公演ごとに3種用意。先行予約は3月4日まで受付中だ。
今春発売予定の新作アルバムについては、後日詳細が発表される。
本秀康のコメント
カネコアヤノさんは僕が街でバッタリ出会う度ナンバーワンのミュージシャンで、そのたび「雷音レコードでカネコさんのシングル出したいよ!」と話していたのですが、なかなか実現せずで月日は流れていきました。そんな中、昨年カネコさんがアルバムLP『群れたち』をリリースし、これが全曲めちゃめちゃいい曲!なにより歌詞の文学性が数年前より格段にあがっている!これはヤバい!と、あらためて超本気で雷音レコードからのシングルリリースを持ちかけると「いまちょうどニューアルバムを作っているんです!」というじゃないですか!カネコさんがシングルに提案してくれた“Home Alone”をドキドキしながら聴きました。キラキラしたイントロから歌が始まった瞬間に、カネコさんの最高傑作だ!と確信しました。可憐なフォークの歌姫のイメージだったカネコさんがルシンダ・ウィリアムスばりのルーツ・ロックをやってることに驚きつつも、“Home Alone”の根本はカネコさん持ち前ののんびりとした佇まいと瑞々しさが溢れる曲。A面曲として申し分ない存在感です。
B面はカネコさんファンにはお馴染み、僕も大好きな名曲“春”をアコースティク編成のバンドスタイルで新録音したバージョン。僕は90年代に流行ったMTVアンプラグドのようなレイド・バックしたお洒落な世界観を感じました。このバージョンも素晴らしい!
A、B面共洋楽ロック好きにも是非聴いてほしい曲。大森靖子~前野健太~never young beachに連なる雷音レコードの王道です。
アートワークについてです。ルーツ・ロック感あるれる顔ドアップイラストのジャケットとは別に、表紙にとぼけた表情のカネコさんのイラストをあしらった4ページの歌詞カードを封入し、彼女の多面性を表現した特別仕様となっています。
カネコアヤノさんの7inchリリースは僕にとって念願でした。異常に気合いが入っています!
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『カネコアヤノ 東名阪 単独演奏会 2018』
2018年6月23日(土) 会場:東京都 渋谷 WWW 料金:3,300円(ドリンク別) 2018年6月29日(金) 会場:大阪府 Live House Pangea 料金:3,000円(ドリンク別) 2018年6月30日(土) 会場:愛知県 名古屋 TOKUZO 料金:3,000円(ドリンク別)
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Crossing??
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