鷹野隆大の個展『欲望の部屋』が2月23日から東京・神楽坂のAYUMI GALLERY CAVEで開催される。
福井生まれ東京在住の写真家・鷹野隆大。2006年に『IN MY ROOM』で『第31回木村伊兵衛写真賞』を受賞した。セクシュアリティやジェンダーをテーマとした作品などを制作し、国内外で様々なグループ展や個展を開催している。
同展では、2011年以降、鷹野が本格的に取り組んできた『影』シリーズの最新作として、鑑賞者が作品に参加するライブインスタレーションを展開する。6日間限りの新たな試みとなる。
作家によるステートメントでは、「今回、展示室に残る影は、影を表現したものでも影の代替物でもなく、影そのものである。数分間ではあるが、それは持ち主を離れ、客観物としてある。『私は私の手を所有している』とは言わないように、『私は私の影を所有している』とは普段なら思わないだろう。しかしこうして自分の影が客観物として残された状態を目にしたとき、影を所有する感覚を抱かないだろうか。影、所有、欲望。この展覧会ではそのあたりについて考えてみたい」と綴られている。全文は会場のオフィシャルサイトで確認しよう。
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鷹野隆大個展
2018年2月23日(金)~2月25日(日)、3月2日(金)~3月4日(日) 会場:東京都 神楽坂 AYUMI GALLERY CAVE 時間:16:00~19:00(15分ごと入替制)
『欲望の部屋』