鉄拳のパラパラ漫画『家族のはなし』が実写映画化することがわかった。
2013年に信濃毎日新聞との企画で発表された『家族のはなし』は、リンゴ農園を営む両親とその息子を描いた作品。ある挫折をきっかけに自身の進むべき道を失った主人公が、親元を離れて東京で仕送りを受けながら大学生活を送る傍らバンドに熱中し、プロを目指すようになるというあらすじだ。
家族の温かさを再発見しながら成長していく主人公の小林拓也役に岡田将生がキャスティング。バンドマン役を演じる岡田将生は、髪を金髪に染めてギターに初挑戦している。また劇中では、アートディレクターを務める鉄拳が同作のために描き下ろしたパラパラ漫画と実写を融合する試みも実施。監督は山本剛義、脚本は青塚美穂が務めた。公開は2018年度を予定。
岡田将生は「僕が演じるのはなかなか目が出ないバンドマンで、売れたいという気持ちで焦り、壁にぶつかっている役です。そんななか親の温かい気持ちを知り、改めて親の存在を考えます。とても温かい映画になったと思います。是非楽しみにして頂けたら幸いです」とコメント。
また鉄拳は「家族のはなしは、パラパラ漫画作品の中で隠れた名作だと思っていたので映画化される事はとても嬉しいですし、主人公を岡田将生さんに演じて貰えると聞いた時に、僕の中で奇跡的に主人公に合っていたのでとても光栄で嬉しかったです」と語っている。
岡田将生のコメント
台本を読む前に鉄拳さんのパラパラ漫画を見させて頂いたのですが、とても素敵な話で映画になるなら是非参加させて頂きたいと思いました。
僕が演じるのはなかなか目が出ないバンドマンで、売れたいという気持ちで焦り、壁にぶつかっている役です。
そんななか親の温かい気持ちを知り、改めて親の存在を考えます。
とても温かい映画になったと思います。是非楽しみにして頂けたら幸いです。鉄拳のコメント
家族のはなしは、パラパラ漫画作品の中で隠れた名作だと思っていたので映画化される事はとても嬉しいですし、主人公を岡田将生さんに演じて貰えると聞いた時に、僕の中で奇跡的に主人公に合っていたのでとても光栄で嬉しかったです。
映画は沢山の方に観てもらいたいですが、特に親元から離れ都会で挑戦している若い方に是非、観てもらいたいです。
- 作品情報
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『家族のはなし』
2018年度に公開予定監督:山本剛義 脚本:青塚美穂 原作:鉄拳『家族のはなし』 出演: 岡田将生 ほか関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?