『ガレも愛した―清朝皇帝のガラス』展が4月25日から東京・六本木のサントリー美術館で開催される。
春秋時代末期から戦国時代より長い歴史を持つ中国のガラス工芸。ガラス工芸が飛躍的に発展した清王朝の時代のガラスは、アール・ヌーヴォーを代表するフランスの芸術家エミール・ガレも魅了し、ガレの作品の造形にも取りこまれたという。
『ガレも愛した―清朝皇帝のガラス』は清朝皇帝のガラスの美しさをガレの作品と比較しながら紹介する展覧会。展示は全5章で構成され、200年以上におよぶ清朝ガラスの発展の幕開けとなった康熙帝、雍正帝の時代の作品や、ガラス工芸が栄華を極めた第6代乾隆帝の時代の作品をはじめ、ガレの作品、ガレが目にした可能性のある清朝のガラス、中国の工芸品なども展示される。
会期中の5月20日は日本ガラス工芸学会理事の土屋良雄による記念講演会『乾隆皇帝とガラス』を実施。また、4月26日、5月10日、24日、6月7日、21日、28日には6階茶室にて点茶席が設けられる。詳細はサントリー美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
- イベント情報
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『ガレも愛した―清朝皇帝のガラス』
2018年4月25日(水)〜7月1日(日) 会場:東京都 六本木 サントリー美術館時間:10:00〜18:00(金、土曜および4月29日、5月2日、5月3日は20:00まで、5月26日は『六本木アートナイト』のため24:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:火曜(5月1日、6月26日は18:00まで) 料金:一般1,300円 大学・高校生1,000円 ※中学生以下無料 ※5月26日は『六本木アートナイト』のため一律500円(一般、大学・高校生共通)関連リンク
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