特集記事「アート・コレクティブが時代を拓く」が、本日3月17日発売の『美術手帖4・5月合併号』に掲載されている。
独自のアートの価値や仕組み作りを目指し、チームで活動するコレクティブの活動を取り上げ、アーティストや作品の新たな役割を明らかにする同特集。ケーススタディーとしてパープルーム、Chim↑Pom、ライゾマティクス、チームラボなどの活動をレポートするほか、新しいアートのプラットフォームの形としてOngoing Collective、Super Open Studio NETWORK、THE EUGENE Studio、コ本や honkbooks、芸宿、アーギュメンツなどの仕組みや表現方法、アジア各地、ドイツ、アメリカなどの事例を紹介する。
さらに宇川直宏(DOMMUNE)、黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)、SIDE COREが、ストリートアートやサブカルチャーの文脈からコレクティブの役割や意義を検証する鼎談や、戦後日本のコレクティブ史を総覧した相関図、富井玲子による日本の芸術集団についての論考、原田裕規、上妻世海のコラムも掲載される。
なお『美術手帖』は5月7日発売の次号6月号から隔月での発行となる。
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