上村松園の美人画『序の舞』を修理後初公開 『東西美人画の名作』展

展覧会『東西美人画の名作 《序の舞》への系譜』が、3月31日から東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催される。

同展では、2015年から修理を行なっていた上村松園の『序の舞』を修理完成後、初めて一般公開。上村松園は1875年生まれの日本画家で、竹内栖鳳や鈴木松年らのもとで日本画を学び独自の美人画様式を確立した。1948年に女性で初の文化勲章を受章。1936年に制作された『序の舞』は、松園の代表作の1つとなり、2000年に国の重要文化財に指定されている。

会場では、『序の舞』に至るまでの美人画の系譜を辿る試みとして、江戸時代初期の風俗画や浮世絵に見られる近代美人画の源流を探りつつ、東京と関西における明治中期から昭和戦前期までの美人画の展開を約60点の作品を通して紹介。松園をはじめ、浮世絵師の西川祐信や喜多川歌麿、日本画家の菱田春草、鏑木清方、菊池契月、北野恒富らの美人画が展示される。

イベント情報

『東西美人画の名作 《序の舞》への系譜』

2018年3月31日(土)~5月6日(日) 会場:東京都 上野 東京藝術大学大学美術館
時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(4月30日、5月1日は開館) 料金:一般1,400円 高校・大学生900円 ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方と介護者1人は無料
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