高橋一生が「人類誕生の謎」をナビゲート　NHKスペシャル『人類誕生』開始

2018.04.08 Sun

『NHKスペシャルシリーズ「人類誕生」』が、本日4月8日からNHK総合で放送される。

高橋一生がナビゲーターを務める同シリーズでは、サルが700万年の間にヒトに進化するに至った流れを最新の科学で解明。高精細なCGを駆使したドラマで、人類への進化の過程で起きた重大な場面を紹介していく。CG制作はスクウェア・エニックスから発足した、田畑端率いるLuminous Productionsが担当。専門家による学術的な見解のもと、モーションキャプチャー技術を活用して猿人の動きをリアルに再現したという。

3回にわたって放送され、初回は第1集「こうしてヒトが生まれた」。第2集「そしてヒトが生き残った」は5月13日、第3集「ついにヒトは海を越えた」は6月10日に放送される。

NHKのオフィシャルサイトには高橋一生のコメントが掲載中。子供の頃から「人類の進化」に興味を持っていたという高橋は、「なぜ僕たちは、このような生き物になったのか？　いつから人類は体毛が薄くなったのだろう、なぜ二本足で歩かなければならなかったのだろう、そして、我々ホモ・サピエンスだけが、なぜ生き残ったのだろう...、考え出したら止まりません。そんな謎を解く壮大な旅に出られること。とても期待しています」とコメントしている。

田畑端（Luminous Productions）のコメント

これまでに見たことのない、まったく新しいドキュメンタリー作品をつくる。そのためにNHKのドキュメンタリー制作ノウハウと、弊社が持つCG表現とを融合させる。こうして生まれたのが「NHKスペシャル人類誕生」です。
「かつて実在した人類の先祖は、はじめはとても弱く、生存競争を生き抜くことも困難だった。しかし、知恵を駆使し、偶然も味方につけ、他の生物との絶望的な力関係を、徐々に逆転していった。」
このプロットを聞いたとき、まるで我々が開発する、ゲームの主人公のようだと思いました。我々は、多くの専門家の協力のもと、人類の先祖たちを主人公と見立てて、CGに命を吹き込み、人格を宿らせました。
見る人を引き込む、生き生きとリアルに描かれた、原始の世界。
この作品が、視聴者の皆さんの、人類に対する新たな理解や発見につながることを、心から願っています。