Czecho No Republicから八木類が脱退 ツアー内容を変更へ

Czecho No Republicから八木類(Gt,Synth)が脱退することが発表された。

オフィシャルサイトの発表によると、八木は本日4月9日をもって脱退。先週、八木よりメンバーと自身の間で活動への思いや熱量に差が出てしまったことや、バンドと自身のことを両立することが難しく、ソロ活動への思いが強くなったことを理由に脱退の申し出があったという。八木はサポートギタリストを経て2011年に同バンドに正式加入した。

現在の5人体制になってから今年で5周年を迎えるCzecho No Republicは、「5人になって5周年」を年間テーマに掲げ、3月には5枚目のアルバム『旅に出る準備』をリリース。4月11日から『5×5=25TOUR』のタイトルで、年間を通して25公演の記念ライブを行なうことを発表していた。

八木の脱退を受けて年間テーマを下ろさざるを得なくなったことから、ツアー内容を変更し、4月11日から25日にかけての『アルバム「旅に出る準備」リリースツアーワンマン編』全5公演はアルバムのリリースツアーとしては公演延期。内容を変更して4人でのミニライブをフリーイベントとして実施する。当初のチケット代は全額返金、払い戻しを行なう。

リリースツアーは改めて体制を整え、振替公演を行なう予定。払い戻しの方法や延期公演についての詳細はバンドのオフィシャルサイトで発表される。また5月18日から全国5か所を巡る『「旅に出る準備」リリース“2マン編”』については4人で公演が行なえるよう準備をしていくという。

八木類は脱退について「脱退の理由は今ひたむきにがんばっているメンバーに100%の熱量で向き合うことが出来なくなってしまった事、そしてがんばるメンバーを見て自分も主体的に音楽と向き合いたいという気持ちが強くなったからです」とコメント。「本来ならば、発表されているライブに出演してみなさんに顔を見せることがせめてもの礼儀だと考え、ツアーを完走した上での脱退を考えていました。しかし、より一丸となって5人で5周年とうたったツアーの中で、熱量の違いがあるままそれを隠してのステージを見せることはしたくないという4人の強い思いで、ファンのみなさんのことを一番に考えたときに、このタイミングでの脱退がこれからのチェコにとっての選択となりました」と説明している。

また武井優心(Vo,Ba)は4人でのライブについて「5人になって5周年。このツアーはとても大事なものでした。何かを隠して誤魔化しながら続けることはどうしても出来ませんでした。何の罪滅ぼしにもなりませんが4人でライブをやろうと思います。そんなの見たくないって人、沢山いると思います。これがベストな選択ではないのかもしれません。だけど、応援してくれる皆、ライブを楽しみに予定を空けていてくれた皆には面と向かって、文章ではなく言葉でちゃんとコミニケーションが取りたい。準備が足りてなくて沢山の曲はやれませんが、出来る限りの事はしたいなと思います。そして絶対に年内中にリベンジしたい。させてください」と想いを綴っている。

八木を含むメンバー5人のコメント全文はオフィシャルサイトでチェックしよう。

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