カマシ・ワシントンのニューアルバム『Heaven and Earth』が6月22日にリリースされる。
2015年のデビュー作『The Epic』以来、約3年ぶりのアルバムとなる同作はそれぞれ8曲入りの『Heaven』『Earth』で構成。収録時間は約2時間半におよび、2枚組CD、4枚組LP、デジタル配信でリリースされる。新曲に加えて、フレディ・ハバードの“Hubtones”や映画『ドラゴン怒りの鉄拳』のテーマ曲のカバー、バンドメンバーのライアン・ポーターによる曲も収められている。
参加アーティストには、Thundercat、テラス・マーティン、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマン、マイルス・モーズリー、パトリース・クイン、トニー・オースティンなどが名を連ねる。
今回の発表にあわせて『Earth』収録の“Fists of Fury”、『Heaven』収録の“The Space Travelers Lullaby”の先行配信がスタート。また、イギリス人アーティストのジェン・ナルーによる短編映像がそれぞれ公開されている。
なお、カマシ・ワシントンは8月18日、19日に開催される『SUMMER SONIC 2018』の東京公演1日目に出演する。
カマシ・ワシントンのコメント
私の心が宿る世界は、私の心の中にあるーーこの考えがアルバム『Heaven and Earth』を作るインスピレーションとなった。私たちが経験する現実は、我々の意識が作り上げたものに過ぎないが、そもそも我々の意識は、その経験をもとに現実を作り上げる。私たちは自らの宇宙の創造者であると同時に、自らの宇宙の創造物でもある。本作における『Earth』のパートは、私が“外向き”に見る世界を表現している。つまり私が存在している世界である。『Heaven』のパートは、私が“内向き”に見る世界、つまり私の中に存在している世界を表している。私が何者であるか、そしてどんな選択をしていくのか。その答えは、それら2つの世界の間にある。
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