瀬々敬久監督の新作映画『友罪』の新たな場面写真と劇場ロビー用特別映像が公開された。
場面写真には、瑛太演じる鈴木が、生田斗真演じる益田の肩に手を置き微笑む様子が写し出されている。
また、メイキングを中心に構成される特別映像では、瀬々監督と共に撮影に挑む生田と瑛太の姿や、生田の「益田という人物も、友人の鈴木と同様に過去の罪を背負って生きている。一筋縄ではいかないキャラクターだったと思います」というコメント、瑛太が「罪を背負いながらも、償うということが分からない人間でも映画の2時間位の中で変化していく。それは、自分の中で作っていきたいと思いながらやっていた」と語るシーンなどが確認できる。
生田は撮影中に涙が止まらないこともあったという。瀬々監督は「直観的な瑛太さんに対して、生田さんはテストから本番へ役を仕上げていく。そういう、ある意味存在として真逆な2人が化学反応を起こしている瞬間を、現場では何度も見ることができ、それは良い時間でした」とコメントを寄せている。
5月25日から公開される『友罪』は、薬丸岳の同名小説が原作。ジャーナリストになる夢に破れて町工場で働き始めた益田が、過去を語りたがらない同い年の工場勤務の男・鈴木と交流する中で、鈴木が17年前に起きた児童連続殺傷事件の犯人ではないかと疑い始めるというあらすじだ。
- 作品情報
-
『友罪』
2018年5月25日(金)から全国公開監督:瀬々敬久 原作:薬丸岳『友罪』(集英社文庫) 出演: 生田斗真 瑛太 佐藤浩市 夏帆 山本美月 富田靖子 奥野瑛太 飯田芳 小市慢太郎 矢島健一 青木崇高 忍成修吾 西田尚美 村上淳 片岡礼子 石田法嗣 北浦愛 坂井真紀 古舘寛治 宇野祥平 大西信満 渡辺真起子 光石研 配給:ギャガ
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?