ベルトラン・ラヴィエの個展『Medley』が明日4月19日から東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。
同展は、フランス・パリの現代アートおよびアーティストに特化した芸術機関フォンダシオン ルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクションのもと、所蔵するコレクションの中から世界のエスパス ルイ・ヴィトンで未公開の作品を紹介する「Hors-Les-Murs (壁を越えて)」プロジェクトの一環として企画されたもの。
1949年生まれのベルトラン・ラヴィエは、フランス・シャティヨン=シュル=セーヌ出身のアーティスト。ヴェルサイユの国立高等園芸学校で園芸を学んだ後、1970年代初頭から活動をスタートした。冷蔵庫やテーブルといった大量生産製品にペイントを何層も塗り重ねた作品や、日常的な「物」を台座に置いたレディメイド作品で知られ、2012年にはフランス・パリのポンピドゥー・センターで回顧展が開催。また、ポンピドゥー・センター、オーストラリアのヴィクトリア国立美術館、オランダのアムステルダム市立美術館、アメリカのロサンゼルス近代美術館、東京国立近代美術館などに作品が所蔵されている。
『Medley』展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵コレクションの中から7点を展示。フィンセント・ファン・ゴッホ風の絵画テクニックを用いた『Atomium』、ネオンを使用したインスタレーション『Empress of India II』、アクリル画の『Walt Disney Productions1947–2013 Nº 2』、クロムメッキを施した彫刻作品『Ibo』などを紹介する。
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ベルトラン・ラヴィエ
2018年4月19日(木)~9月24日(月・振休) 会場:東京都 表参道 エスパス ルイ・ヴィトン東京 時間:12:00~20:00 休館日:ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる 料金:無料
『Medley』