ジャック=アンリ・ラルティーグの写真展『永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―』が明日4月21日から京都・岡崎の細見美術館で開催される。
ジャック=アンリ・ラルティーグは、20世紀初頭にフランスで活動した写真家。幼年時代に父親に買い与えられた木製ビューカメラがきっかけとなり、自らを「アマチュア写真家」と称して60年以上にわたって写真を撮影し続けた。70歳を目前にした1963年にアメリカ・ニューヨーク近代美術館で初の回顧展を開催。遅咲きのデビューが話題を呼び、世界各国で展覧会や出版物の刊行が行なわれた。
『永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―』展では、日本初公開のカラー作品を含む、幼年時代から晩年までの代表的な作品を展示。紹介されるカラー作品は40点を超える。
初日の4月21日は展覧会の企画者である佐藤正子(株式会社コンタクト)のギャラリートークを実施。関連イベントとして日本カメラ博物館学芸員の井口芳夫によるレクチャー『ラルティーグの魔法の小箱―作家とカメラと作品と―』なども行なわれる。詳細は美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
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『永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―』
2018年4月21日(土)~6月3日(日) 会場:京都府 岡崎 細見美術館 時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(祝日は開館、翌火曜休館) 料金:一般1,300円 学生1,000円