映画『体操しようよ』が11月9日から全国で公開される。
同作の主人公は、定年退職して「はじめての家事」「地域デビュー」に挑むミッチーことシングルファザーの佐野道太郎。娘から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言された道太郎が、ラジオ体操を通じてこれまで知らなかった様々な世代、立場の人々と関わることで変わっていくというあらすじだ。
妻に先立たれた60歳の道太郎役に草刈正雄がキャスティング。監督は『ディアーディアー』などの菊地健雄が務めた。撮影は今月に都内近郊で予定。なお今年の11月1日でラジオ体操が放送開始されて90周年を迎える。
草刈正雄は「久しぶりの映画主演で、新鮮な気持ちです。主人公が60歳を過ぎて、初めての家事と地域デビューというテーマが面白いと思いましたし、映画にとって一番大事な脚本がよくできていてほんとに面白く、安心しました」とコメント。
また菊地健雄監督は「草刈さんを始め素晴らしいキャスト・スタッフが一丸となって、ラジオ体操をして身体を動かすとモヤモヤが吹っ飛ぶように、この映画を観終わったあとには晴れ晴れとした気持ちになっていただけるような、面白く深みのある人間ドラマを皆さんにお届けいたします」と述べている。
『体操しようよ』のオフィシャルサイトでは6月15日までラジオ体操動画を募集中。
- 作品情報
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『体操しようよ』
2018年11月9日(金)から全国公開 監督:菊地健雄 脚本:和田清人、春藤忠温 出演:草刈正雄 配給:東急レクリエーション