上映イベント『想田和弘と世界』が6月2日から8日にかけて東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。
想田和弘はアメリカ・ニューヨーク在住の映画監督。ナレーションや音楽を挿入しないドキュメンタリー作品「観察映画」を製作。2007年に発表した『選挙』で2009年の『ジョージ・フォスター・ピーボディ賞』を受賞した。
同イベントは新作『港町』『ザ・ビッグハウス』の公開を記念して行なわれるもので、「観察映画」シリーズの第1弾から第7弾までを上映する。第1弾となる『選挙』およびその続編『選挙2』をはじめ、精神科に入院する人々の悲喜こもごもを描いた『精神』、3人の男女と野良猫たちの生活を収めた『Peace』、平田オリザが主宰する劇団・青年団に密着した『演劇1』『演劇2』、中国人労働者を迎えた瀬戸内海の工場の様子を記録した『牡蠣工場』、『第68回ベルリン国際映画祭』に正式出品された白黒映画『港町』の8作がラインナップ。『牡蠣工場』『港町』以外の作品はリマスタリング版の上映となる。
期間中は想田監督とゲストによるトークイベントを実施。劇作家・演出家・俳優の岩井秀人(ハイバイ)らが登壇予定で、詳細は追ってアナウンスされる。
※記事掲載時、事実誤認がありました。訂正してお詫びいたします。
- イベント情報
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『想田和弘と世界』
2018年6月2日(土)~6月8日(金) 会場:東京都 渋谷 シアター・イメージフォーラム上映作品: 『選挙』(監督:想田和弘) 『精神』(監督:想田和弘) 『Peace』(監督:想田和弘) 『演劇1』(監督:想田和弘) 『演劇2』(監督:想田和弘) 『選挙2』(監督:想田和弘) 『牡蠣工場』(監督:想田和弘) 『港町』(監督:想田和弘) 料金:一般1,500円 学生・シニア1,200円 シアター・イメージフォーラム会員1,100円 ※『港町』のみ当日一般1,800円
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