今秋公開の映画『オズランド』に橋本愛が出演することがわかった。
小森陽一の小説『オズの世界』を原作にした同作は、超一流ホテルチェーンに就職するも、系列会社が運営する地方の遊園地に配属された波平久瑠美が主人公。MVP社員になれば好きな部署に異動できることを知った久瑠美が、「魔法使い」と呼ばれる天才社員・小塚慶彦や個性的な従業員に囲まれて失敗や成功を繰り返しながら、働くことの楽しさを知っていくというあらすじだ。主人公の久瑠美役に波瑠、数々の企画を成功させた伝説の社員で、ある秘密を抱える小塚役に西島秀俊がキャスティング。
橋本愛は、久瑠美が配属される遊園地の先輩社員・玉地弥生役で出演。撮影は、橋本の地元である熊本に実在する遊園地「グリーンランド」で行なわれた。グリーンランドについて橋本は「幼い頃から来てたので記憶もたくさん残っていて、それをなぞるように歩き回ったり。時間があるときにひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです」とコメントしている。
橋本愛のコメント
初めて台本を読んだ感想
物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛り沢山ぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました。撮影現場での思い出
役者の皆さんが、役や映画を豊かに膨らまそうと色んな発想を提示されるのを見て、自分もそれに負けないようにと絞り出してた記憶があります。あとは弥生ちゃんの明るさを手放さないようにとにかく楽しく笑ってました。玉地弥生という役について
原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な女性でしたが、映画ではぐぐっと若々しく、ぐぐっと弾けた明るさを持った女の子でした。なので小説からは遊園地のスタッフがどんなポリシーや習慣の中で働いているのかということだけを学び、あとは彼女の持つピュアな明るさでグリーンランドという場所そのものを表せたらいいなと思いました。グリーンランドの思い出
幼い頃から来てたので記憶もたくさん残っていて、それをなぞるように歩き回ったり。時間があるときにひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです。
- 作品情報
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『オズランド』
2018年秋にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督:波多野貴文 脚本:吉田恵里香 原作:小森陽一『オズの世界』(集英社文庫) 出演: 波瑠 西島秀俊 橋本愛 配給:HIGH BROW CINEMA、ファントム・フィルム関連リンク
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Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?