森山大道の写真集『宇和島』が本日5月18日に刊行された。
今年に80歳を迎える写真家の森山大道。3月刊行の旅の雑誌『Coyote』では創刊号から約14年ぶりに森山を特集し、1960年代の活動を紹介した。2004年に美術家の大竹伸朗を案内人に愛媛・宇和島を旅した森山が撮影した写真は『Coyote』創刊準備号、その後、創刊号に特集「森山大道 その路地を右へ」として掲載された。
全208ページとなる写真集『宇和島』には、『Coyote』に未掲載の作品を多数含むカラー写真を収録。巻末には絶版となっている『Coyote』創刊号に掲載された大竹伸朗のエッセイ「メッタメタ大道講座――宇和島撮影同行記」が収められる。
新書サイズのB6変型にスリーブボックスが付属する装丁は、森山の写真集を数多く手掛ける町口覚が担当。縦位置写真は森山から預かったサービス判のプリントを実寸で印刷したものとなる。
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