新進作家の連続個展『shiseido art egg』に冨安由真、佐藤浩一、宇多村英恵

2018.05.19 Sat

展覧会『第12回 shiseido art egg』が6月8日から東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。

『shiseido art egg展』は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を支援する公募展。入選者は資生堂ギャラリーで行なわれる通常の企画展と同様に、担当キュレーターや専門スタッフらと共に展覧会を実施する。

12回目となる今回は、全国から集まった350件の応募から選出された冨安由真、佐藤浩一、宇多村英恵の3人の作品を展示。会期を3期に分け、冨安は複数の部屋からなる大型インスタレーション、佐藤は植物の「生殖」「造園」「人間同士の交流」をテーマに据え、映像や音響、立体、香りを用いたインスタレーション、宇多村は身体性に重きを置いたインスタレーションパフォーマンスをそれぞれ展開する。

なお各個展終了後、美術家の流麻二果、写真家の畠山直哉、森岡書店の森岡督行の審査により、「shiseido art egg賞」を決定。受賞者は2018年9月中旬に発表され、贈賞式も行なわれる予定だ。詳細は資生堂ギャラリーのオフィシャルサイトで確認しよう。