パソコン音楽クラブの新作『DREAM WALK』が6月20日リリースされる。
2015年に結成されたパソコン音楽クラブは、らくたむ、柴田、西山、塚越、まほちゃん、ヴァージニア州からなるユニット。1980年代後半~90年代の音楽モジュールやシンセサイザー、パソコンで楽曲を制作し、関西を拠点に活動している。2017年に『ラフォーレ原宿グランバザール』のテレビCM曲を手掛け、「Maltine Records」から『PARK CITY』を発売。2018年にはtofubeatsによる『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』の主題歌“ふめつのこころ”のリミックスを発表した。
2017年に発表した『SHE IS A』以来、約1年ぶりの新作となる『DREAM WALK』には全8曲を収録。同バンド初の全国流通盤に、tofubeatsは「クールなのにエモーショナル。教科書にまだ載っていない歴史。夢のようで夢じゃない。でもやっぱり夢かもしれない」とコメントを寄せている。オフィシャルYouTubeチャンネルでは予告映像が公開中だ。
同作のリリースを記念したツアーが大阪、熱海、東京の3か所で開催。詳細は後日発表される。
tofubeatsのコメント
山を切り開いた景色、無人のショッピングモール、まっすぐな舗装された道、カタカナの名前のついた広場。
同じような形のマンション、区画整理が行き届いた住宅地。ベッドタウンへと向かう線路。
それぞれの孤独が息づく町となぜかそんな町に感じるノスタルジー。
我々は今日も他の誰かの手放した機材を探し、再び鳴らす。
クールなのにエモーショナル。教科書にまだ載っていない歴史。
夢のようで夢じゃない。でもやっぱり夢かもしれない。imai(group_inou)のコメント
「最近のクラブミュージックは全然面白くないからなー」なんてボヤいていた自分に強烈なビンタをかましてくれたのが、パソコン音楽クラブです。
ローファイな音像、奇妙な電子音、美しいメロディー。
彼らの音楽には自分がテクノを好きになった時のワクワクが詰まっています。
忘れ去られてしまった中古機材と音源モジュールを使った錬金術!
最高のアルバムをありがとうございます。tomad(Maltine Records)のコメント
見知らぬ土地のパーキングエリアで見た朝焼けのような、日常からすり抜けて空虚と悦楽が近づく稀有なひとときをこのアルバムはとらえようとしている。
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