『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』が7月13日から埼玉・川口のSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールとMOVIX川口で開催される。
2004年に発足した『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭』は、次代を担うクリエイターを発掘することを目的とした国際コンペティション映画祭。15回目を迎える今年は「若手映像クリエイターの登竜門」として強化を図るべくコンペティションをリニューアルし、国際コンペティションと国内コンペティションの長編部門、短編部門の計3カテゴリーで作品を上映する。今年は過去最多となる98の国と地域から合計832本の応募があった。
国際コンペティションの審査員には、審査員長を務める渡辺真起子をはじめ、深田晃司、ステファン・ホール、フレデリック・ツイが名を連ねている。また国内コンペティションの審査員は審査員長の桝井省志、北條誠人、マリオン・クロムファスが務める。国際コンペティションでは10作品、国内コンペティションでは13作品を上映する。
また『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』のオープニング作品として、川口市が初の製作を務めた、中泉裕矢監督の映画『君がまた走り出すとき』を上映。さらに「15周年特別企画」として埼玉出身の石井裕也監督、入江悠監督、沖田修一監督、吉田恵輔監督を特集する『飛翔する監督たち from SAITAMA』、黒澤明監督、ホウ・シャオシェン監督、エドワード・ヤン監督、ミヒャエル・ハネケ監督を追ったドキュメンタリー映画を無料で特集上映する『名匠たちの軌跡』、これまでに公開されたアニメ『怪盗グルー』3作品を上映する『「怪盗グルーシリーズ」一挙上映』の3企画も実施される。
日本語字幕と音声ガイド付きのバリアフリー上映では、瀬々敬久監督の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を上映。そのほかの関連企画や上映スケジュールなど、詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。
- イベント情報
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『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』
2018年7月13日(金)~7月22日(日) 会場:埼玉県 川口 SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール、MOVIX川口『君がまた走り出すとき』(監督:中泉裕矢) 『ダーリンの憂い』(監督:ビアギッテ・スターモス) 『ブリス、マイ・スウィート・ホーム』(監督:ナウルズ・パギドポン) 『最後の息子』(監督:シン・ドンソク) 『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』(監督:パブロ・ソラルス) 『スポットライト』(監督:キリル・プレトニョフ) 『ナンシー』(監督:クリスティーナ・チョウ) 『彼女はひとり』(監督:中川奈月) 『ザ・スワン』(監督:アウサ・ベルガ・ヒョールレーフズドッテル) 『あの木が邪魔で』(監督:ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン) 『招かれざる者』(監督:エドン・リズヴァノリ) 『あの群青の向こうへ』(監督:廣賢一郎) 『キュクロプス』(監督:大庭功睦) 『情操家族』(監督:竹林宏之) 『岬の兄妹』(監督:片山慎三) 『Birth―おどるいのち―』(監督:若見ありさ、池田爆発郎、大橋弘典) 『ヴィニルと鳥』(監督:横田光亮) 『予定は未定』(監督:磯部鉄平) 『口と拳』(監督:溝口道勇) 『凪』(監督:川野邉修一) 『あいつは、いつも寝てる。』(監督:樽井隆広) 『はりこみ』(監督:板垣雄亮) 『東京彗星』(監督:洞内広樹) 『ふっかつのじゅもん』(監督:白井太郎) 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(監督:石井祐也) 『22年目の告白―私が殺人犯です―』(監督:入江悠) 『横道世之介』(監督:沖田修一) 『犬猿』(監督:吉田恵輔) 『A.K.ドキュメント黒澤明』(監督:クリス・マルケル) 『映画が時代を写す時―侯孝賢とエドワード・ヤン』(監督:是枝裕和) 『ドキュメンタリー:映画監督ミヒャエル・ハネケ』(監督:イブ・モンマユール) 『怪盗グルーの月泥棒』(監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー) 『怪盗グルーのミニオン危機一発』(監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー) 『怪盗グルーのミニオン大脱走』(監督:カイル・バルダ、ピエール・コフィン) 『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(監督:瀬々敬久)関連リンク
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